アーカイブ_ひもおとし

2年前の11月15日。出雲に帰省してみうのひもおとし。ずっと標準語だと思ってたけど、実は七五三の方言だった「ひもおとし」。3歳は髪を伸ばす「髪置(かみおき)」、5歳は初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」、7歳は、それまでの紐付きの着物に代わって、本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする「帯解(おびとき)・紐落(ひもおとし)」として子の成長を祝う儀式の名残(Wikipediaより)だから、「ひもおとし」は7歳の女の子の儀式にしか使わないのが正しいのか?まぁ方言なんてそんなものかな。ひもおとしの場所は出雲の山奥にある須佐神社。日本を創った男神イザナギと女神イザナミ。天照大御神がその娘で、須佐之男命がその息子。天照大御神を祀る神社が伊勢神宮で、須佐之男命を祀る神社が須佐神社。だから、なかなかいいところでひもおとしができてよかったよかった。ちなみに出雲大社に祀られる大国主大神は、須佐之男命の息子とのこと。たくさんの神様が集まる出雲で、ことあるごとに神頼みばかりしてるから、これからも元気に成長してくれることでしょう。