1960−2020

2015年7月。今年も残すところあと半分。この調子だと、5年後のオリンピックもあっという間だと思うけど、新国立競技場の建設をめぐるゴタゴタはいつになったら収束するのやら。国に都にJSCにJOCにJPCにコンペ審査員にデザイナー。登場人物が多い上に、当事者ではない建築家の磯崎新や槇文彦まで議論に参戦するものだから話はとってもややこしい。磯崎新が83歳で槇文彦は86歳、そして森喜朗は77歳。いろいろ言いたいことはあるかもしれないけど、5年も先のことはもう、是非も含め次の世代に一任してもいいのではないのかなぁと思ったり。ということで、磯崎さん・槇さんと同世代の役者が登場する映画TOP3。かたや1960年東京オリンピックが開催されるよりも前に活躍する大女優、かたや2020年の東京オリンピックに口を出す巨匠建築家。ちなみに同世代の日本の女優をネットで調べると、森光子、菅井きん、浅香光代とのこと。人生いろいろ。
ローマの休日 1954 オードリー・ヘプバーンヨーロッパ各国を歴訪中の某国王女アンは‘王室外交’に疲れ、宮殿から逃亡。それと知らない米通信社記者ジョー・ブラッドレーの部屋に泊まるはめに。翌日、彼女がアン王女だと知ったジョーは、うまく口説いて大スクープをものにするつもりだったが・・・。永遠の都ローマを舞台にした不朽のラブ・ストーリー。
裏窓 1955 グレース・ケリー足を骨折して自宅休養中の報道カメラマンのジェフ。車椅子生活で裏窓から中庭を挟んで見える向かいのアパートの住人達の様子を観察するのが日課になっている彼だが ある日、向かいの住人で病気の妻を持つセールスマンの男が不振な行動をとっているのに気がつき、 恋人のリザ、看護婦のステラと共に事件の真相を追うのだが・・・
お熱いのがお好き 1959 マリリン・モンローバンドマンのトニー・カーティスとジャック・レモンは偶然ギャングの殺人現場を目撃する。ギャングから逃れるために彼らは女性ばかりの楽団に女装でもぐりこむ。その楽団のモンロー扮する歌手のシュガーと知り合う。やがて楽団はマイアミに行くことになり、ギャング一行と鉢合わせすることに・・・。ワイルダーによる軽快なコメディー作品。