たまたま

行きたいところはEvernoteにメモしているリストから選ぶんだけど、最近メモしていたお店がいつの間にか廃業していることに気づくことが増えた気がするような。こんなところでもコロナの影響を感じ取るきっかけにもなり。とは言っても最近は以前の静けさが嘘のようにどこも大賑わい。


8/30

人混みを避けて能勢まで行っても、ノマディック里づとそば切り蔦屋も予約でいっぱいで入れない。新しくできた雑貨屋omoyaiはどこにでもある感じで驚きはないし、卵かけごはんが有名なふる里産品直売所もコロナの影響で食事は中止しているし。。こういう時は何をやってもうまくいかないので、潔く能勢を脱出して、帰り際にFRANK Ride and Eatに立ち寄るも、まぁよくある感じのハンバーガーで再訪はもうないかと。。


9/5

ふふ奈良の滴翠に行く。こちらは思っていた以上に内装がよく、その割にコスパもよく駐車場も無料でいい感じ。日本庭園に隣り合う感じも、道を挟んで浮見堂を望み、鹿が佇むその感じも奈良っぽくてとてもいい。帰り際に柿の葉寿司を買うためにドライブしている道中で秋篠の森が閉店していることを知る。調べるとなず菜だけは鹿の舟に移転したみたいだけど、あの建物と森の雰囲気が鹿の舟で再現できるとは思えないのでとても残念。


話は変わって、ヒット曲がどのように生まれるかを調べる実験をした人がいるようで。規模は2万人で8つのグループをつくり、50曲の新しい曲を準備してそれぞれのグループ内で曲の評価をする。ひとつのグループでは皆の評価がわかる中で自分も評価をする。反対に、もうひとつのグループでは相手の評価は分からず、自分一人で評価する。結果は、自分だけの評価でできたランキングにはヒット曲の傾向はあったけど、皆の評価をわかるグループではヒット曲の傾向なし。みんな他人の評価で自分の評価が変わってしまい、ちょっとしたきっかけで人気が集中してしまうということ。そこに正確な判断の積み重ねがないからヒット曲にも傾向がなくなる。


現実の世界に近いのは皆の人気ランキングでわかる世界なので、ヒット曲に傾向はなく、ヒットするのはたまたまということ。人気が出るも出ないも運次第。だから人気があるように演出すれば本当に人気が出てしまう。演出が下手だと人気がでない。そこに正しい評価は残念ながら存在しない。。


ということは、休日出歩くいろんなお店が大賑わいなのも、ひっそり閉店してしまうのも、本当にその店がいいか悪いかは関係なく、残念ながらたまたまなのか、演出の結果なのか?