家族の大ブーイングの中、週末ひとりで映画「ソーシャル・ネットワーク」を見に行く。 セブン、ファイト・クラブ以降は裏切られ続けてはいるけれど、やっぱり今回もデヴィッド・フィンチャー監督に期待してしまう。結果、ファイト・クラブほどのパンチ力はなかったけれど、おもしろい。☆4つ。「Facebook」の創始者マーク・ザッカーバーグを称賛も批判もしない。いたって冷静かつスピーディーに話が進む点は非常に好感。周囲の理解を得ながらひとつひとつ進めていくのことが必要な場合もあるけど、圧倒的な能力とスピードで周囲の理解を超えて独走できるなら、絶対そうすべきだと思う。結果として5億人に影響を与え、訴訟相手も莫大なお金を手に入れたのだから文句はない。いちいち国民に理解を求めず、独走し、結果だけは出し続ける政治家はいないものかなぁと思ったり。ネットで見つけた言葉。「誰もが悪くない」という判断を積み重ねたところで、出来上がるものは結局「誰も良いと思わない」だったりする。
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