イギリス

「カレンダー・ガール」ナイジェル・コール監督 2003前から見たかった映画をやっとみる。英国の田舎町の婦人会で本当にあったいい話。おもしろい。☆4つイギリスの映画はほんと当たりが多い。生活感があって、人間臭くて、地に足着いてる感じ。これがアメリカ映画なら、主人公は銃を向けられようが、大事故が起ころうが絶対死なないし、最後には必ずヒロインと結ばれて、まわりの人たちもなぜかみんな幸せになって、世界の滅亡からのも救ってしまう。幸せの打ち上げ花火がバンバン打ち上がる感じ。フランスの時とは違って、ジャンルをしぼらないときりがないし、キューブリックやマイク・リーやケン・ローチなんかを入れるとややこしいから、2000年以降の人間ドラマのイギリス映画TOP3
一度見た映画を再度見るくらいなら、まだ見た事がない映画を見ることに時間を使いたいと思ってしまうたちなんだけど、これまで少なくとも3回はみてるんじゃないかなぁ。「リトルダンサー」2000イギリス北部の炭鉱の町。炭鉱夫の父と兄、おばあちゃんと暮らすビリーは11歳。母親は既に他界している。ある日、ボクシングの練習場の横でバレーもレッスンをすることになる。ビリーはボクシングよりもバレーに夢中になり、父親からもらう50ペンスをバレーのレッスンに使ってしまう。やがて、父や兄がそのことを知り、猛反対されるのだが彼の心の底から湧きあがる思いは止められない。バレー教室のウィルキンソン夫人も彼の才能を理解し、彼をロイヤルバレースクールのオーディションを受けさせようとするのだが・・・。(ネットのあらすじを転載)
リトルダンサーに匹敵するほどおもしろいのに、まったく無名の映画。もったいない。ガーデニングと刑務所という似つかわしくない取り合わせからなる本当にあった話。「グリーンフィンガーズ」2000エッジフィールド更生刑務所は、鉄格子も高い塀もない、開かれた場所であった。囚人コリンは風変わりな老囚ファーガスと同室となる。彼はコリンに花の種を渡すが、コリンは裏庭に捨ててしまう。しかし、春になって知らぬ間に種が花を咲かせていたことに感動したが、ボール遊びをする囚人たちに踏み荒らされ、けんかになる。それを知ったハッジ所長は、コリンとその囚人たちに「美しい庭園を作る」ことを命令する。はじめは戸惑う彼らだが、次第に隠れた実力を発揮しだし、専門家のジョージナ女史もその才能を認めた。(ネットのあらすじを転載)
リトルダンサーは炭坑とバレエ、グリーンフィンガーズはガーデニング、そしてこのシーズンチケットはサッカーの話。どれもアメリカの文化にはあまり根付いていない題材だから新鮮な感じ。「シーズンチケット」2000タバコもクスリも経験済みの15歳のジェリーと友達のスーエルは、地元サッカー球団の熱狂的ファン。しかしながら、我がニューカッスル・ユナイテッドのチケットは満員御礼完売状態。プレミア価格の”シーズンチケット”も手に入れることなどできない二人は、オフシーズンにその代金を稼ぎ出そうとあの手この手を考えはじめる。果たして彼等はチケットを手にし、ピッチを駆ける我がチームを目にすることができるのか?(ネットのあらすじを転載)