インド、イラン、中国と立て続けにアジアの映画をみる。どれもいまいち。。☆3ついろんな国の映画を見るとその国の日常生活や風習・慣習、歴史なんかが垣間みれて、いいところもあるんだけど失敗も多い。今回は3つともハズレ。残念。特に中国の映画は戦争から文化大革命に至る歴史的背景と京劇という伝統的な戯曲のことがある程度わかってないと3時間にも及ぶ大作に置いていかれてしまうわけで、東京出張の新幹線の往復の時間で見たにも関わらず、時間を無駄にした気分。これでも一応やみくもに映画を選んでいる訳ではなく、インドの映画はヴェネツィアで金獅子賞をとってるし、イランの映画もモントリオールでグランプリを獲得してて、中国の映画にいたってはカンヌでパルムドールをとっている。やっぱり社会的評価と個人の趣味は全然違うんだなぁ。
「モンスーン・ウェディング」 2001 インドオレンジに赤に黄色に・・カラフルな布がテントをとりまく-インドはデリーにあるベルマ家ではもうすぐ結婚式が行われるのだ!花嫁は一人娘のアディティ、花婿は彼女とは婚約の日に初めて会うというヘマント。そんな二人を中心に、ウェディング・プランナーのデュベー、使用人のアリス、結婚式の為にやってきた、アディティの従姉リア等など、恋や人に悩みをもつ様々な人々が集まってくる。。。
「少女の髪どめ」 2001 イランラティフは建設現場で働くイラン人青年。同僚には安い賃金で雇われているアフガン難民が多い。アフガン難民の無断雇用は違法だが、彼らも食べていくために職が必要なのだ。親方のメマールもそれを理解し、彼らを暖かく見守っていた。ある日、転落事故で働けなくなったアフガン人労働者ナジャフの代わりに、その息子だという少年を、ナジャフの友人ソルタンが連れてくる。この少年に自分の仕事を取られてしまい、憤慨するラティフ。しかし、やがてラティフはこの少年の秘密を知ってしまう…。
「さらば、わが愛 覇王別姫」 1993 中国辛く厳しい修業の日々を共に耐えぬき、やがて一人前の京劇役者となった蝶衣と小樓。幼少の頃から蝶衣にとって小樓は、兄であり友であり、そして愛する人であった。しかし、小樓は遊郭の遊女、菊仙と結婚する。決して報われない己の愛に苦しみ、絶望を味わう蝶衣。彼に残されたものは、役者の道を極めることだったが、それすらも新しい国を目指す民衆が許そうとはしなかった。第2次世界大戦、文化大革命を背景に、3人の波瀾に満ちた人生を、美しい京劇の世界と共に描いた感動芸術大作。
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