ジャンル

「代表的日本人」 1894岡倉天心『茶の本』,新渡戸稲造『武士道』と共に日本の文化・思想をまとめた有名な著作。いずれも明治期に書かれた本で、いずれも英語で書かれた後に日本語訳された本。いずれも岩波文庫から出版されてる。茶の本はだいぶ前に読んで、武士道はちょっと前に読んで、残るこの本をやっと読む。茶の本が一番好み。茶の本はこれまで読んだいろんな本の中でもtop5に入るくらい好き。本にはいろんなジャンルがあって、岩波文庫は背表紙の色で大きく5つのジャンルに分類している。青:思想・仏教・歴史・地理・音楽・美術・哲学・教育・宗教・自然科学黄:日本古典文学緑:日本近現代文学白:法律・政治・経済・社会赤:外国文学本を選ぶ時は、やっぱりジャンルが気になる訳で、岩波文庫の分類でいうと「青」や「白」が一番好みで、たまに黄や緑。赤はめったに読むことは無い。「代表的日本人」も「武士道」も「茶の本」も当然「青」。文学作品になかなか手が届かないのは、思考回路が文系でなく理系だからだろう。ということで、次は谷崎潤一郎作品「細雪」を読むことにしよう。上中下と3冊もあるから2-3週間は通勤電車で暇しないかな。
「武士道」 1900
「茶の本」 1906