スポーツの秋とは言うものの、まったくスポーツとは無縁の生活を送ってて、せいぜい万博公園に行った時にフリスビーやバトミントンやサッカーみたいなことをちょこっとやるのが関の山。もともと体育の授業とか運動会とか大好きだったのに、身体を動かす習慣がなくなってしまうと自分でするどころかスポーツ観戦すら興味もなくなり、プロ野球やJリーグでどこが優勝しようがお構いなし。大盛況の大阪マラソンに参加するのは一体いつになることやら。。。ということで、スポーツを扱った邦画TOP3野球もプロレスもフラガールもどれもまともにやったことは無いけれど、そんなの関係なくおもしろい。難解でも複雑でもない、直球勝負のシンプルな映画。秋の夜長に頭空っぽの状態でスッと入ってきてくれる映画。
「ひゃくはち」 2008 日本野球の名門校、京浜高校の補欠部員の雅人とノブは甲子園出場を夢見ていた。親友同士の2人はお互いに励まし合いながら猛練習に励むが、上級生が夏の大会で引退してもなかなか彼らにレギュラーの座は回って来ない。雅人は監督に何とか認めてもらおうと、寮長に立候補したりして自分をアピールするが…。タイトル「ひゃくはち(108)」は硬式球の縫い目の数と、人間の煩悩の数。
「ガチ☆ボーイ」 2007 日本ある大学の新学期。安全第一を標榜するプロレス研究会「HWA」に、ひとりの入門者がやってきた。男の名は五十嵐、学内屈指の優等生である。秀才らしく小まめにメモを取りながら練習に励む五十嵐だったが、どうにも試合の段取りを憶えることができない。「マリリン仮面」のリングネームを受けてリングに上がった五十嵐は、案の定段取りを忘れて暴走し、先輩を倒してしまう。その戦いに観客は沸きに沸くが、試合後の控え室に五十嵐の妹・茜が飛び込んできた。そこで、マネージャーの麻子他一名は、五十嵐の深刻な秘密を知ることになる。
「フラガール」 2006 日本昭和40年。炭鉱夫が次々と職を奪われてゆくその中、親友の早苗に誘われた紀美子は、「常磐ハワイアンセンター・フラダンスガール募集」に応じる。ハワイアンセンターとは、炭鉱町再生の最後の切り札である娯楽施設なのだ。そこに招聘されていたのは、SKDくずれのダンサー、まどか先生だった。彼女にコケにされて発奮した紀美子は、学校も休んでフラダンスの特訓にいそしむ。だがその事実を知った彼女の母・千代は、娘を勘当するのだった…事実に基づいた逸話の映画化。
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