お祭り騒ぎの日常からガラリと変わってとっても静かな2月の夜。こんな時じゃないとなかなか見る気が起きない映画を一気に見る。「素晴らしき哉、人生!」「或る夜の出来事」「スミス都会へ行く」とフランク・キャプラの3連荘。順番に☆3、☆4、☆5。いずれも戦前につくられた映画なのにまったく古さを感じさせないから不思議。七人の侍や羅生門といった戦後の黒澤映画のほうがかなり昔の映画に見えるのはなぜ??ということで、とっても昔、戦前の映画監督TOP3
1_チャールズ・チャップリン[Charles Spencer Chaplin]モダン・タイムス、街の灯、黄金狂時代もう黄金狂時代なんてドリフを見ているよう。というよりは、ドリフはチャップリンの影響をかなり受けたんじゃないかと。いたるところでドリフのコントのような場面に出くわすからおもしろい。
メアリー・ブレア It's a Small World
アイヴァンド・アール 眠れる森の美女2_ウォルト・ディズニー[Walt Disney ]白雪姫、ふしぎの国のアリス、眠れる森の美女映画そのものというよりは映画の色彩や雰囲気を表現したコンセプトスケッチがいい。メアリー・ブレアの色使いもアイヴァンド・アールの幻想的な森も現代アートのようで、とても半世紀以上前とは思えないモダンな感じ。
3_フランク・キャプラ[Frank Russell Capra ]素晴らしき哉、人生!、或る夜の出来事、スミス都会へ行くキャプラもチャップリンもハリウッド黄金期の監督でディズニーももちろんアメリカ人。戦前からこんな映画をつくるような国となぜ日本は戦争なんかしようと思ったのか。。
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