職業

お金を出して買うほどでもなく、古本屋さんで安く見つけるほどでもないけれど、試しに読んでみたい本や雑誌は案外多いので、とりあえずネットで予約して図書館で借りてみることが週末の日課になる。本にお金がかからないし、本の置き場所に悩む必要もない。なかなかいい日課。読んだ本が増えてくると、自分でも読んだのか読んでなかったのかすら忘れてくるの、とりあえず読んだ本を読書管理サイトブクログで記録することも日課になる。7年間記録を続けて、そろそろ300冊。平均して1ヶ月に3〜4冊。と、いうことで最近読んだいろいろな職業の人の本。数学者にプラントハンターにデザイナー。仕事なのか趣味なのか、そんなこと気にもせず日々思っていることをそのまま書き留めたストレートな3冊の本。
セドリック・ヴィラーニ(数学者)フィールズ賞数学者による自伝的数学ノンフィクション。新定理の論文が国際誌にアクセプトされるまでの経緯を率直な「数学者の言葉」で表現した、これまでになくユニークな「天才数学者の告白」。京都、プリンストン、リヨン、ハイデラバードをめぐる遍歴を書き留める断章のなかで、旅を共にする同僚と論じあい、メールを通じて共同研究者との議論に火花を散らす。【Amazonより】
西畠清順(プラントハンター)世界30カ国以上で植物と向き合ってきた、大注目のプラントハンター、西畠清順氏。世界中のメディアが注目する西畠氏が、いまいちばん伝えたいことを凝縮したフォトエッセイ! 植物と会話する方法とは? 世の中に「雑草」という草は存在しない? すべては、木のように成り立っている? 木を切ることは、かわいそうではない? 植物は決して自分だけが得しようとはしない? 人生を「花やか」にするための、驚きと発見と学びに充ちた一冊!【Amazonより】
ナガオカケンメイ(デザイナー)「かっこいいけど、乗ったら『ふつう』な車より、かっこはまあまあで乗ったらすごいという時代ですよね」。新しいものが生まれては淘汰され、見映えばかりが重視される時代だからこそ、長く使い続けてほしい物を復刻しリユースする。地元の人しか知らない良質の物を置くショップを増やしていく――「人」と「物」を結ぶ活動を展開する異色デザイナーが語る、仕事へのヒントが詰まった日記。【Amazonより】