いい映画を見て気分が良くなると、その後映画をみる頻度も高くなり、つまらない映画を立て続けに見てしまうと、その後映画をみる頻度が低くなる。とても単純な性格。最近は、「きみはいい子」「あん」「岸辺の旅」と邦画をまとめて3つ見て、いずれもあたり。なので、GWで時間があったことも相まって、映画をみる本数が俄然ペースアップ中。特に「きみはいい子」は母と子について考えさせられ、今年見た中では今のところNo1。子供の日があり、母の日があり、母と子について考えるにはちょうどいいタイミングだったのもかも。相変わらずみうはままと深夜まで女子バナで花を咲かせ、みちは同じようなことで毎日ままに怒られ、みあはままの言うことはまったく聞かない。戦争状態の毎日でハゲそうと愚痴をこぼしながら、3匹のこぶたとともに寝静まったまま。皆が寝静まって、ここからようやくぱぱの時間。もういい時間なんだけど、これから映画でも見ようかな。。と、いうことで母と子について考えさせられる映画TOP3。いずれも最高におもしろい母と子供の物語。
『Mommy/マミー』2014 カナダ架空のカナダを舞台に、型破りなシングルマザーと問題児の息子、そして隣人の女性が織り成す人間模様を映し出す。ギリギリの生活を送るシングルマザーのダイアンは、15歳のスティーヴと二人で生活している。彼女は最近矯正施設から退所したばかりの注意欠陥多動性障害の息子の扱いに手を焼いていた。やがて母子は隣の家に住む、今は休職中の高校教師カイラと親しくなっていき……。
『グッバイ、レーニン!』2003 ドイツ1989年、東ベルリン。テレビ修理店に勤める青年アレックス。彼の父は10年前に家族を捨て、西側に亡命した。一方、母クリスティアーネは、その反動からますます愛国心を強めていく。そんなある日、秘かに反体制の考えを持っていたアレックスが反社会主義デモに参加。その結果、警察と衝突するところを偶然目撃したクリスティアーネはショックで心臓発作を起こし、昏睡状態に陥ってしまう。その間にベルリンの壁が崩壊、統一ドイツは資本主義国家となる。やがて8ヶ月後、クリスティアーネは奇跡的に覚醒するのだが…。
『八日目の蝉』2011 日本不倫相手の子を中絶した希和子は、相手夫婦の生まれたばかりの娘、恵理菜を連れ去り4年間の逃走のすえ逮捕された。そして、裁判の席で希和子が口にしたのは謝罪ではなく、なんと感謝の言葉だった。やっと娘を取り戻した夫婦だが、なかなか心を開かない恵理菜に苛立ち家庭は崩壊。21歳になった恵理菜は人を愛することの意味が分らず、誘拐犯の希和子を憎みつつも彼女の過去をなぞるように妻子ある男との関係を続けていた。そんな恵理菜は、彼女の事件に関心を持つルポライター千草とともに、21年前の逃避行の軌跡をたどり始める。
0コメント