竹生島・岐阜

琵琶湖の北部に浮かぶ島 竹生島に行く。周囲2kmの小島で、仏教伝来以前の女神ツクブスマをまつる都久夫須麻神社と、弁才天を安置する宝厳寺がある。白洲正子の著書「かくれ里」には、「竹生島の美しい姿自体が一つの歴史であり、神仏混淆の表徴であった」と記しているとのこと。そして、昨年3月に行った江ノ島と6月に行った厳島と並んで日本三大弁天のひとつにもなっている竹生島。天気も良く、風もなく、心地いい旅行日和だったけど、上陸してみると思っていたより神々しくなく、案外あっさりしたところで、島に着くとすぐにお店が並んでいる感じもあまりいいものではない。もっと朽ち果てた秘境のようなところを期待してただけに肩透かしを食らった気分。ただ、静かな湖面に真っ青な空の中に溶け込む竹生島の風景は最高に美しく、神の島はおいそれと上陸するものではなく、遠くから眺め拝むのもなのかなぁと思ったり。その後、ヤンマーミュージアムにいって、梅花亭でおいしいラーメンを食べて、岐阜まで足を伸ばしてみんなの森メディアコスモスに行って、家に帰る。メディアコスモスの中には市立図書館があり、とても居心地が良く、うらやましい限り。2012年に行った金沢の海みらい図書館、2014年に行った佐賀の武雄図書館に並んでいい図書館。さすがに長浜と岐阜を日帰りで巡るのはしんどかった。。