発酵紀行

旅行の回数 29回

読んだ書籍 52冊

映画の本数 60本


2019年にしたことをまとめた結果、1年52週の中で、2週間に1回以上は旅行に行き、週1回以上の本と映画を読んでいたみたい。だいたい例年通りだったので、今年もたぶん同じくらいの頻度になるでしょう。


旅行に行った時は、なぜかいつも醤油や味噌の醸造元や酒蔵、ワイナリー、ブルワリーに行ってしまう。いずれも微生物の作用で発酵させてつくられる場所。なぜそこに行きたくなるか、その理由があまりうまく言語化できていなかってけど、最近読んだ「日本発酵紀行」にうまくまとまっていたから、とりあえずメモ。


・仕込みに使う清水が湧き出る場所

・腐敗をもたらす空気の淀みがない場所

・出来上がった商品をすぐに運出せる河川や道の要所

・醸造蔵には微生物の生態系が出来上がっているため改修不可

・商品を仕込んでから出荷してお金に変えるまで何年もかかるので

 資金をプールしなければいけない。その結果、プールした資本を運用するため

 お金の貸付もしていて、地域の有力者のデータベースを管理


醸造蔵は、水も空気も綺麗な自然豊かな場所で、交通の結節点にあり、建物や経済などその土地の歴史が刻まれている場所、ということ。ついつ立ち寄りたくなる理由には十分すぎるほどの説得力でしょう。


年末は例年通り、但馬へ旅行。

床瀬蕎麦で蕎麦を食べて、キッチンブーケで但馬牛のハンバーグを食べて、香住のカニをお土産に買って年越しを迎える。