ずっと前に一度行っただけなのに、事あるごとにみあからまた行きたいまた行きたいとせがまれ続ける場所、コフフンにようやく行く。ただ、それだけのためにドライブするのはもったいないので、まずは名阪国道をそのまま進み名張まで。
そば.けいた→イングルサイドカフェ→青蓮寺湖畔→ごまめ
そば.けいたの無駄のないシンプルな木造平屋と大谷石の風合いはとてもいい心地よさで、イングルサイドカフェのログハウスの素朴な感じと静かな湖を眺める圧倒的な環境も、ごまめの何の変哲も無い農家の佇まいのなか、通りのアイストップに増築されたパン屋の建ち方もどれもいい感じ。
飲み物で言うなれば、赤いパッケージが売れる場合、オレンジやピンクは売れるかもしれないけど、それでは新しさには繋がらない。とは言っても、いきなり青を出したら不味そうに見えてしまう。たぶん安心感の領域を逸脱してしまっているため。
そんな中、青みがかったピンクや紫など、暖色の周辺の青系を狙うと美味しく見える上に、これまでにないいいものが見つかる可能性がある。安心感と既視感のいい塩梅といったところなのかと。
人の頭の中には必ず情報のストックがあって、そことつなげて「自分もいいと思う」と感じてもらう割合をどの程度にするか、既視感の度合いを調整する。ただ普通でもなく、ただ奇抜でもなく、なんか懐かしさを感じるけどこれまで見たものとは違う。そういったものがいいところなんだろうなぁと思う名張の旅。
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