今年も終わりに近づき、振り返ると計75冊の本を読んでいたようで。相変わらずジャンルは物理学、文学、社会学、経済学、哲学、医学、建築学、数学、考古学、農学、生物学、などなど、もうバラバラ。
別に何かの役にたつとか、知識を得るとか、目的をもって本を読むつもりは毛頭なく、本を読むのに意味はいっさい求めない。純粋に面白ければそれでいい。割り切りが大切かと。
考えるときは本を読む。
何かの本か雑誌で目にした言葉だったと思うけど、ほんとこれに尽きるかと。本を読んで本のことを考えるのではなく、本を読みながら同時並行で別のことを考える。マルチタスクというか瞑想に近いような感覚。
何か考えたいときに、一人静かなところで目を閉じても雑念が邪魔をする。そんなときは本を読む。本に集中してしばらく経つと本の世界に入り込む。その状態を維持したまましばらくすると、ふっと本から離れて考えごとが始まる。しばらく考えて集中力が途切れると、再び本に戻る。読書から思考への幽体離脱。
ということで、ここ数年で印象に残った本屋と図書館と古本屋3つ。いずれもオーナーの本に対する愛情がしっかりと伝わるここといい場所。
コトバノイエ 一の鳥居
Lucha Libro 東吉野
三歩書店 伊賀
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