日曜午後に時間が空いたから京都までふらっとドライブ。雪の残る世界遺産「高山寺」でお散歩して、マンガのルーツである鳥獣人物戯画をさらっと眺める。次に村野藤吾設計の「宝ヶ池プリンスホテル」で一休みするも、娘のおねだりによりケーキを2つ購入することになる。最後に巷で有名な「恵文社」を訪れるも「松丸本舗」には遠く及ばないことを確認し、がっかり。京都の北のほうを西から東へまわるコースに、家族の評価は及第点。評価はどうであれ、日帰りで京都まで気軽に行ける今の暮らしはやっぱり便利で魅力的。関西の他の多くの街にも日帰りで行けてしまう。この魅力を国宝の数で表せるんじゃないかと思いネットで調べてみる。日本には国宝が約1000件指定されている。建造物約200件と美術工芸品約800件。工芸品は全国どこでも移動できるので街の魅力とは合致しないだろう。どうせ東京国立博物館にたくさん集まることになる。よって建造物200件の内訳を調べてみる。1位 奈良 64件2位 京都 48件3位 滋賀 22件4位 兵庫 11件5位 和歌山 7件 ・ ・8位 大阪 5件関西のランキングではなく、全国のランキングである。東京は2件で神奈川は1件。国宝を持たない都道府県が18もある。全国の73%の国宝が関西にある。そして自分の住む大阪は地理的にその中央に位置し、それら国宝にとてもアクセスしやすい。大阪には魅力がないとよく言われるが、魅力ある街に囲まれていることが一番の魅力なんだとふと思う。
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