宝塚

週末は朝から晩までひたすらテレビとネットを見続けて、ありったけの情報を取り入れてはみたけれど、知識は付いても知恵は出ない。気分の切り替えが必要と思い、日曜昼にとうとう家を出る。出発したのが昼2時を過ぎてたから、近場を選んで宝塚。20年以上も前に廃線になって、今ではちょっとしたハイキングコースになってる旧福知山線。全コースを普通に歩くと2-3時間はかかってしまうから、武田尾駅から1km程度を歩いて戻ってくるだけのプチハイキング。それでもみうみちとのんびり歩いたから1時間くらいはかかったんじゃないのかな。行くまでまったく知らなかったけど、1900年ごろに阪鶴鉄道なる私鉄がつくった路線とのこと。トンネルも枕木も当時のものがそのまま残っているから、朽ち果てた感じがとてもいい。天気も良かったから気分転換にはちょうどいい散歩になったかな。1900年ごろといったら阪急、阪神、近鉄、京阪がそろって設立された時代なわけで、1930年代の御堂筋&地下鉄と1960年代の新御堂筋&阪神高速で都市の骨格がつくられて、1990年代で阪神・淡路大震災。偶然だとは思うけど、なぜか関西の都市に大きな影響を与える出来事は30年ピッチで起こっていることを発見する。ということは、関西で何か大きなことが起こるとすれば、次は2020年代ということか?