豊島美術館の入口GW後半戦。島根→岡山(倉敷)→香川(豊島)→大阪という流れで徐々に自宅に近づくことにする。大原美術館を中心に倉敷美観地区を散策して1泊。2日目は船にのって豊島に向かう。瀬戸内国際芸術祭もGWの混雑期も避けたから、適度なにぎわいでいい感じ。現地の人いわく、5/5までは今回の10倍は人が来てたとのこと。一番の目的は「環境×建築×アートの共生」がコンセプトの豊島美術館。小さな島ののどかな風景の中にぽつんとあるのだから、当然自由気ままに利用できると思ってたのに、騒いではダメ、触ってはダメ、奥に行ってはダメ、写真をとってはダメ、、、と管理が最悪。ごはんを食べた「島キッチン」が良かっただけによけいに残念。直島の「ベネッセハウス」や犬島の「製錬所」のようなやり方で、もっと肩の力を抜いて管理したらいいのになぁとぼやいてみたり。やっぱりこういった美術館は「環境×建築×アート×人の共生」が大切なんじゃないのかな。瀬戸内海に浮かぶ島では小豆島、淡路島、直島、犬島に続いて5つめの島めぐり。今のところ犬島がダントツ一番。次は男木島か女木島に行ってみよう。それにしても直島から始まった福武さんの芸術振興はほんとすごい。なにもなかったへんぴな島々に今では世界中から観光客が集まってくる。一地方都市にすぎない倉敷にピカソ、モネ、ルノワール、ゴーギャン、ロダン、ジャコメッティなどを所蔵する日本初の西洋・近代美術館「大原美術館」を創設した大原さんの社会貢献とともに、お金を持っている人のお金の使い方はやっぱりこうじゃないとなぁと痛感する旅行になったかな。
瀬戸内海と船とみう
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