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またまた滋賀までお出かけ。今回の目的はアウトレットパーク。人ごみも、並ぶ事も大っ嫌いだから、できることなら行きたくないところなんだけど、カラフルなハンモックを安く手に入れたいという淡い期待と、ままの機嫌取りを兼ねてお出かけ。と、いうのは口実で、本当に行きたかったのはアウトレットパークのすぐ近くにある石塔寺。白洲正子がはじめて石の美しさを知った日本一の石造美術と絶賛するものだから、行くしかないと。いいところにアウトレットがあってよかったよかった。

結果は◎。ここ最近で一番良かったお寺。本堂から石塔までのアプローチも、何万という数の石仏で埋め尽くされた広場も、日本最古で最大の三重石塔もどれもいい。日本のようで日本でない不思議な場所、いい感じ。いつも出かけるときは必ずカメラを持ち歩いて、撮りたいと思ったらすぐに撮るように心がけてるものだから、撮った写真の枚数とその場所の評価が当然のように比例するわけで。日帰り旅行で普通だいたい100枚くらい写真を撮っていて、おもしろいところにいくとそれが150枚～200枚くらいに増加して、つまらないと50枚くらいしか撮らないことになる。場所の評価が写真枚数で素直に表われる。フィルムの写真じゃわからないデジカメならではのおもしろさ。そんななかで石塔寺の撮影枚数は127枚。1時間も居なくて100枚以上も撮ったから、よっぽどよかったということでしょう。で、アウトレットパークは5枚。2時間以上滞在したのに、たったの5枚。その上、いいハンモックも無かったし。。