東京に行く用事があったから、ついでに小金井の江戸東京たてもの園に行ってみた。目的はジブリの企画展。東京駅から1時間以上もかかる場所に行くのは、町田にある武相荘以来。すごく遠い。ただ、そこでやってたジブリの企画展が想像以上に良くてとても◎。宮崎駿と養老孟司の対談本「虫眼とアニ眼」や、種田陽平が美術監督をした「思い出のマーニー」を見たのが、たまたま最近だったから、タイミング的にもバッチリ。油屋、サツキとメイの家、天空の城、ハイジの山小屋、かぐや姫の神殿造、ハウルや魔女の宅急便の西洋の街並、風立ちぬの戦時中の風景、などなど展示されている背景画や模型の解説文がとてもよく、西洋の街並と記憶にある懐かしい風景、空想的で現実的な建物、自然と人工物、大人と子ども、神様と人間という具合にわかりやすい二項対立でジブリの良さが理解できる。三鷹にあるジブリ美術館はさすがに子どもと行きたいから、いつかディズニーランドに行くタイミングでついでに立ち寄ることにする?
部分から全体を考える、構造とディテールと材料からなるリアリティ電気・情報技術の時代ではなく、鉄・蒸気・石炭の風景労働者と道具と機械を描く宮崎駿とピーテール・ブリューゲル時間とともに味が出る手仕事と価値が下がる工業製品意識的につくった寺社仏閣やお城と無意識の民家言葉にできないことは「発酵」で言葉は「光」、発酵中に光を当てると菌が死んでしまう、言語化しないことのよさ
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