尾道福山大三島 その2

瀬戸内海の島々とみう福山を後にして、尾道でべたに尾道ラーメンを食べて、近年外国人にとっても人気のしまなみ海道を通って大三島に行く。直島、犬島、小豆島、豊島に引き続き、瀬戸内海の島巡り第5弾。三島神社の総本社である大山祇神社があることから「神の島」とも呼ばれているとのこと。伊東豊雄建築ミュージアム岩田健母と子のミュージアムところミュージアムと3つの美術館をはしごして、道の駅に立ち寄って、最後に大山祇神社で初詣。天気がとても良かったから美術館も神社も普通に楽しめたけど、一番は愛媛のみかん「紅まどんな」。初めて聞いた品種だったけど、直売所で試食したらとても美味しくて、迷わず購入する。愛媛の大三島では昨年から、空き家を再生してそこに住む人々が集まるカフェや広場をつくるプロジェクトが始動してて、今後どのように発展していくかとても気になるところ。香川の直島では家プロジェクトが15年も継続しているし、広島の尾道でも空き家再生プロジェクトが10年以上続いている。いずれも、今あるものを見つめ直し、気付いていなかった価値を見出し、より良い環境を生み出そうとする動き。「ないものを求めるのではなく、あるものを生かす」あっという間に日本にもピケティブームがやってきて、持てるものと持たざるものの格差の話題で持ちきりだけど、たまには持たざることを嘆くのではなく、今あるものを見つめ直すことも必要なのかなぁと思わせてくれた島の旅。