ベラビスタ境ガ浜のリボンチャペル実家の島根に行くときは、できるだけどこかに寄り道することが恒例行事になっていて、丹後半島や倉敷や鳥取を経由したり、時には愛媛の松山まで無理やり経由したこともある。で、今年は尾道福山大三島。午前中に福山の沼隈半島に行って、お昼に尾道ラーメンを食べて、午後はしまなみ海道を渡って今治の大三島行く。案外強行スケジュール。。沼隈半島の目的は「RIBBON CHAPEL」と「せとの森」と「SETO」と「神勝寺 松堂」。嵐のメンバーが訪れて雑誌に掲載されたこともあり、最近ちょっと話題の場所。建物の用途は結婚式場と住宅とお寺なんだけど、「崖の上のポニョ」の舞台となった鞆の浦が近くという立地条件から、瀬戸内の海と山が織りなす風景に包まれてとてもいい感じ。ままもみうも翔くんが来た場所〜、翔くんが触ったところ〜と大はしゃぎ。。こんな辺鄙な場所にこれだけ良質な建築が集中する理由は簡単で、この地に拠点を置く造船会社ツネイシがすべてつくっているから。建築のちからで地域が元気になり、その結果、会社も元気になるという考えとのこと。最近では尾道に「ONOMICHI U2」もオープンしてまだまだとどまることを知らない様子。ベネッセの福武さんも建築のちからを信じて瀬戸内に数多くの建築をつくり、ノバレーゼも建築のちからを信じて全国各地の老朽化した建物をいくつも再生している。ビルバオのグッゲンハイムや金沢の21世紀美術館のようにひとつの建築で都市が蘇るほどのインパクトはないにしても、良質の建築群で地域を元気にしている企業がいるのはうれしい限り。
雑誌に掲載されているチャペルとお寺と2つの社宅
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