西国街道

鯖街道八風街道北国街道に引き続き、街道旅行第4弾「西国街道」。ウィキペディア情報によると、京から大坂を経由せずに西国まで抜けるルートとして参勤交代に利用され繁栄したとのこと。ほぼ171号線に並行してるから、学生の頃から今に至るまで渋滞を避ける抜け道としてよく利用している馴染みの道。これまでと違って、都会の街中の道だから西宮神社までは特にどこに寄る事もなくのんびりドライブ。その後は神戸まで足を伸ばして、前から気になっていたところをまとめて巡る。西宮の大谷記念美術館→芦屋の谷崎潤一郎記念館市立美術博物館→御影の香雪美術館→神戸の原田の森ギャラリー。神戸が舞台の「華麗なる一族」を最近読んだ影響で神戸まで足を伸ばしてみたけれど、結果はすべて×。期待のハードルはかなり下げて行ったつもりだったけど、それでも全部つまらない。やっぱり阪神間はあまり肌に合わないようで。「華麗なる一族」は中だるみする事なく一気に読めたけど、なんか昼ドラみたい。。同じ阪神間のお金持ちを描いた小説なら「細雪」のほうが断然○。「人間失格」に比べて「ノルウェーの森」も何がいいのかよくわからなかったから、80年代以降の小説もあまり肌に合わないようで。