坂本花背美山

美山荘の入口 兼 峰定寺の参道の入口どこへ行くかいろいろ迷ったあげく、前回雪で閉店してた花背の蕎麦屋さん、花竹庵に再チャレンジ。3連休の京都市内の混雑を避けて、滋賀の坂本に立ち寄ってから百井と花背の2つの峠を越えて花竹庵に行く。前回は亀岡経由で西から攻め入ったのに対して、今回は東から攻めることにする。坂本では旧竹林院と国宝の日吉大社に行く。思ってたより雰囲気のいい石垣の街並が広がっていたから、もう少し涼しくて時間に余裕があれば、半日はのんびり散歩してたところ。花背の「花竹庵」は◎。山椒の錬り込んだ蕎麦や、山奥にひっそりと建ってる佇まいや、囲炉裏や畳のある古民家の雰囲気や、バリやイタリアの骨董品の使い方や、布巾や暖簾の気遣いなどなど、心くすぐるモノやコトがいろいろと。調子に乗って、花背からさらに北に進んで美山のとある旅館にも立ち寄る。いろんなVIPがお忍びで泊まるような名旅館で、全国の旅館ランキングで4位になるようなところで、婦人画報や家庭画報なんかでおなじみの格式高い旅館、美山荘。せっかく入口までいったけど、その雰囲気に圧倒されて、建物に入る勇気が出なくて、遠目で眺めてそそくさと峰定寺にお参りに行く。旧竹林院はもともと里坊で、花竹庵はもともと丹波の民家で、美山荘はもともと宿坊だったとのこと。里坊も民家も宿坊も、いずれもかつて人が暮らしてたところだから、今行ってもやっぱり、自然と落ち着いてしまうのかな。
花竹庵でお昼ご飯