2018.04

不思議の国のアリスをテーマにしたインテリアとイングリッシュガーデン道路に関する最近話題のスポット2か所に行ってみる。西宮北有料道路がこの4月から無料になったようで、北端に位置する船坂までドライブ。有馬温泉の入湯路である有馬街道の中継地として集落が形成された小さな街にもかかわらず、隠れた名店が多いことで有名な船坂。今回は癒しの森のガーデンカフェレストランAliceと山のパン屋Daddy’s bakeryに行く。Aliceはお店に着くまでの細い細い道の感じやウグイスの鳴き声、不思議の国のアリスをイメージした料理やインテリアまで、すべてが心地よくいい感じ。反対にパン屋はごく普通。その後武田尾に移動して福知山線の廃線跡を散歩する。相変わらず...

働き方改革、ワークライフバランス、ホワイトカラーエグゼンプション、プレミアムフライデーなどなど、色々な単語が入り乱れいている今日この頃。組織論や文化論、世代間の価値観にまで踏みこむ必要のある内容で、「KY」や「忖度」と言った言葉が流行する日本ではどうしても解決までに時間がかかるようで。1977年には日本の意思決定の本質を空気で捉えた「空気の研究」が刊行され、1984年には「失敗の本質」で日本組織の大きな変化に対する脆弱性を指摘している。今読んでも最近刊行された本であるかのように昨今騒がれている諸問題の本質を捉えており、もうほぼ予言の書。刊行からはや30年以上。相変わらず最近も「職場の問題地図」という本が10万部以上売れているというこ...

映画 「ギフト 僕がきみに残せるもの」を見る。ALSを扱ったドキュメンタリーで、2014年のブログでも触れたアイス・バケツ・チャレンジによる寄付運動に通じる内容の映画。ラフ・シモンズによるコレクションの舞台裏に迫った「ディオールと私」、X JAPANの歴史を描いた「WE ARE X」に引き続き、とても良くできたドキュメンタリー映画。普通ドキュメンタリーだといくら密着していても、撮りたいタイミングで撮れなかったり、撮れてもさまざまな制約で公開できないシーンが多々あると思うのに、この映画はそれがない。いいことも悪いことも表も裏も全てさらけ出し、映像化できていると感じてしまう。かすかな表情の変化や仕草から心情や心境の変化を感じ取ることがで...